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ハンドタイド

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O&E L6

20年程前だろうか
業界人から逸話を聞いた
どこぞのビックウエーバー集団はL6しか使わないと・・・
以来、俺はL6を愛用し続けてきたが
どうやらこれが最後の一本になりそうだ


シングルスイベルといって足首側により戻しがない
ハンドタイドといって綱の両端5cm程が折り返され
別のロープと連結される手作業によるシンプルな製法
綱自体の縄跳びのようなしなやかさ


足首に硬いパーツが入っていないので
強く引っ張られても痛くない
綱をプラスチックパーツと融接していないので
融接部の強度の違いによる破断がない
綱の絶妙な伸び加減による寿命の長さ


今のO&Eはダブルスイベルの融接タイプになってしまった
融接方法は他社のものより好感がもてるが
足首の違和感は構造上避けようがない


現在シングルスイベルのハンドタイドタイプを作っているのは
バイロンベイのサーフエイズがあるが
あまりにもマイナーなため
入手は容易でなく質にも不安が残る


切れたらどうしようかな・・・
最後の一本
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by nangra | 2013-02-23 14:37 | 道具

救命胴衣

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俺がサーフボードに求めるもの
その一番は安心感
どんなに無理をしたとても
これは折れないと思える安心感
それが一番大切に思う


あれはもう10年程前だろうか
俺はバリのハイアットリーフで見事に降った
波のサイズは8ft?
とにかく急激に掘れ上がる巨大な波
助走十分に波の肩をとらえ
滑る斜面が眼下に開け
行けると思ったその瞬間
俺はボードもろともリーフの溝に引きずりこまれた

体と板はものすごい水流で溝の底に押しつけられ全く動けない
しばらくそんな時間を過ごしたのち
俺は重症を負ったMcCoyをリーフの隙間から明るい方へ放ち
O&EのL6を必死にたぐり九死に一生を得た

もしその時、ボードが折れていたら
俺は死んでいたかもしれない

今でも思い出す
あの瞬間
もし浮きが小さくて
あの猛烈な水流をくらっては
死を覚悟せねばならなかっただろう



俺は思う
サーフボードは
救命胴衣でもあると
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by nangra | 2013-02-22 04:04 | 道具

メイドインジャパン

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日本の少子高齢化問題、ほぼ現実的な問題になります。
そうなれば当然、必要とされるサービスは変わってきます。

日本は資源を持たない国です。
物づくりで成長してきました。
技術、教育は日本の大きな財産です。

現在、生産拠点の多くは海外に移っています。
教育すれば作れるのであれば、人件費の安い所で作る。
ビジネスとしては当然なことです。

サーフボードにおいても例外ではありません。
タイ、中国などが大きな生産地になってきています。
技術指導は諸外国から入っており、品質が劣悪という事はありません。
そして価格は驚異的に安いです。

さて日本のサーフショップはどうなっていくでしょうか?
高齢化が進み、インターネット依存はさらに進むでしょう。
生き残るには独自性が必要ではないでしょうか?

その一つのアイディアとして
メイドインジャパンを打ち出す方法があると思います。
自分好みのものが日本人によって日本で作られる。
そしてその様子を見る事ができる。
それはプライスレスな話だと思います。

そういった視点で良いと思うBLOGを2つ紹介します。
AGW
MAR

どちらも物づくり色が強く
ファクトリーにウェルカムという雰囲気があります。

メイドインジャパンにこだわりたいですね。
日本人として。
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by nangra | 2013-02-10 21:36 | 道具

FIN

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AGWさんにフィンを作ってもらいました。
テンプレートを送り、削ってもらいました。

フィンをオーダーできる所は数社ありますが
ハニカムだの絵柄だのに傾向している所が主流です。
一方でFINMANさんの作品はベクトルが違います。
積層板からの削りだし、グラス目でアートしている感じです。
それこそ本質、それでこそ職人だと私は思います。
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by nangra | 2012-12-05 12:36 | 道具